北海道移住理由その2 メキシコ、旧たなばたオーナーとの出会い
北海道移住。私、恵庭市に居ます。
こっちに来て知り合った人全てに言われます。
「なぜ恵庭に?」
恵庭は千歳と札幌の間にありまする。
何故私は恵庭市民になったのでしょう。
話は2016年に遡ります。場所はメキシコ。
カナダで1年半働き軍資金を貯めて念願の中南米の旅をスタート
アメリカからメキシコIN
メキシコに入る前から友達のフェイスブックのシェア投稿で
メキシコのオアハカに日本人宿がオープンするという情報がありチェックはしてて。
(日本人宿とは:海外に移住した日本人が日本人向けに開く安宿。宿内は日本語に包まれ日本の本とかあったり日本食にありつける事も!旅人同士が情本交換も出来て長期旅行者の癒しの場所)
スペイン語を全く話せない私はどこかでスペイン語学校行きたいなって思ってて
スペイン語学校はグアテマラで習うのがバックパッカーの定番なんだけど、
みんながやる定番はやりたくない偏屈な私は
「よし。メキシコでいこう」
でも宿に住んで盗難とか心配しながら毎日過ごしたくない。
清潔さは保たれたい。
トイレとか毎度ちゃんと流れて欲しいし。(中米水圧弱め、断水多々)
私はあまり日本人宿に行かないタイプなのです。
なぜかというと日本人宿の宿泊者は善くも悪くも個性的な人が多すぎて
老舗なら老舗な日本人宿ほど何十年レベルで通う個性的な常連さん(主みたいな人)とかいて
全然癒しの場所とはかけ離れた宿になりえるのです。
他にもちょこちょこ理由はあるけど
まぁ、あんまり私行きません。
でも
「新しい日本人宿なら大丈夫だ」
安全、清潔、主なし。
よし。決定。
で、行ったのが2016年メキシコ、オアハカでオープンした日本人宿「たなばた」
2週間学校に通いながら(全然伸びなかったスペイン語笑)
結局3週間くらい滞在したのかな。
20代バックパッカー世代からちょっと飛び抜けた30代しのぶ姐さんは
この時既にバックパッカー歴何年だ?ってくらい
他の宿泊者とは違いフレッシュさに欠けまくってて(みんなフレッシュだった!)
他の旅人とはそんなに仲良くならなかったけど
その代わりに、年も近いオーナー夫婦と
たなばたを出た後もちょくちょく個人的に連絡とるくらいすっかり仲良くなりました。
こんな風に自由に絵もいくつか描かせてもらったりしてて、いつかたなばたにまた帰ってきてねー、帰ってくるよーなんて言いあって出たんです。
その後スペイン語にも疲れて中米にも疲れて南米に行くはずだったのが
いろいろあって真冬のカナダに戻って2か月くらい働いて。そこから自分でもまさかだったんだけどヨーロッパ飛んだ。
そんな中ご夫婦から嬉しいおめでた報告ありまして
メキシコで産んでしかも宿も休まずやり続けるというもんだから
悩んだ挙句、出産に合わせて約一年ぶりにヨーロッパからメキシコ戻って一か月宿のお手伝いしてました。
友達超えて家族化。笑
その旦那さんの実家が北海道、恵庭市。
ご夫婦が日本完全帰国を考えてるころから旦那さんに言われてた
「しのぶ!恵庭に住め」
「イヤイヤイヤ、住まん!てゆーか日本に住まんから」
「恵庭マジでいいよ」
「そーゆー問題じゃなくてさ」
ってゆう会話よくしてて
その後も電話するたびこんな会話してて
日本に住む勇気がずっと持てなかった私が日本で生きていこう、
って思えて定住しました。
恵庭に。笑
そして私まさかの帰国したオーナー夫婦の旦那様のご実家におる。
借り暮らしのしのぶってぃー未だ継続中。
目標:いろんな意味で自立
あ、宿たなばたは新オーナーに代わってやってます。メキシコのオアハカにあります。
めっちゃいいところ、オアハカ。メキシコ行ったら必ず行ってください。